施術前の注意点

  • 極端な空腹や満腹、飲酒した状態や極端な寝不足の状態は避けてください。
  • 発熱など体調不良の場合は、別の日に予約を調整しますので、遠慮なくご連絡ください。
  • 問診票にご記入いただきますので、老眼鏡が必要な方はご持参ください。
  • 鍼を刺したまま40分置きます。ベット上でリラックスできる服装の方が楽に時間を過ごせます。
  • 感染予防のため、マスクを着用してご来店ください。

施術の流れ

ご予約

ネット予約をしている女性
当院は予約制です。ネット予約システム・お電話にてご予約をお取りください。5~10分前にお越し下さい。

問診

鍼灸の問診をしている鍼灸師
置き鍼の時間もありますので、不安な方は施術前にお手洗いをご利用ください。 初診の方は、問診票に主訴(主要な症状)や現病歴(主訴の発症から現在までの経過)既往歴(これまでにかかった病気やケガ)等を記載して頂きます。問診票をお預かりして更に詳しく症状の様子や生活習慣(職務内容・嗜好品・処方されている薬・スポーツや運動習慣)等、お話を伺います。またご不明な点があれば気軽に尋ねて下さい。 ※老眼鏡をご使用の方は持参して下さい。

触診

鍼灸の触診をしている鍼灸師
ベッドに横になってもらい触診で痛む場所の状態を診ます。その時に押して痛むかどうのような姿勢や動きで症状が強くなるかなども尋ねます。

刺鍼

刺鍼をしている鍼灸師
施術方針を決定して鍼をうちます。患部に刺鍼するとズーンと響く感覚があります。初めての方は1本ずつ確認しながら刺鍼しますのでご安心ください。 鍼をする部位はめくっていただいたら大丈夫です。大体、腰痛の場合は腰や場合によっては殿部に鍼をうつので少しウエストを下におろしてからうちます。肩こりの場合なら、頚や背中にうつので、女性の方はワンピース型の施術着をご用意しています。

置き鍼

置き鍼をしている様子
刺鍼した状態で40分置きます。タオルを羽織る等、調整しますので、暑い・寒いがあれば遠慮なくお申し付けください。

施術終了・お会計

施術後の会計の様子
40分が経過すると鍼を抜いて施術は終了です。服を着替えられてから、お会計をお願いします。初診でしたら施術を受けた後の注意点を説明したり、日常生活でのアドバイスをすることもあります。質問があれば遠慮無く聞いてください。

所要時間

基本の施術 60~90分 最大30分の刺鍼時間・刺したまま置く40分。肩こり・腰痛・坐骨神経痛など
円形脱毛症施術 80~100分 うつ伏せで背中や首に鍼を刺して40分置いた後に、脱毛部に灸をすえます。
胃下垂施術 約120分 鍼で胃を上げた後にうつ伏せで背中や首に鍼を刺して40分置きます。

施術後の注意点

施術後は安静に過ごして下さい

鍼をすると血行がよくなり筋肉痛の様な重だるさが残ります。心身共にリラックスモードに入っています。従って運動は控えます。そして施術部位に負担がかかることを避けて下さい。例えば首や肩、背中なら手元を見たりうつ伏せで読書する姿勢を控えます。腰下肢であれば、中腰や重い物を持ったり、帰宅されるぶんには仕方ありませんが、なるべく長距離を歩き回るのを避けて、怒ったり、大笑いしたりせず、精神的にもゆったりと過ごしましょう。帰宅後1、2時間程横になって休憩すると効果も増します。

飲酒

施術当日は飲酒を控えてください。血流を妨げ効果が弱まるためです。

お風呂・シャワー

お風呂やシャワーは結構です。用いる鍼は入浴が可能な採血用の針よりさらに細いものを使用しています。鍼の後のダルさが気になるのなら、利尿作用のある緑茶やコーヒーではなく水や白湯を飲んでゆっくり湯船につかるとダルさが早く引きます。但し湯冷めに注意して下さい。

鍼の痕

静脈に鍼先があたり内出血すると虫に刺されたようにプクっと膨れたり、青タンのような跡ができることがあります。そしてそれを押すと軽く痛みを感じます。これは3日~2週間程で綺麗に吸収されて跡も軽い痛みも消えます。身体に影響のあるものであったり、ずっと残るものではないのでご安心下さい。跡が気になる場合はコンシーラーやファンデーションで隠して下さい。

痒みと腫れ

金属アレルギーです。内出血との違いは外見上膨れるが青タンのように変色はしません。刺鍼箇所全てに発症することもあれば、体の部位によって出る所と出ない所があります。抜鍼直後から発症する場合もあれば、脱衣して温まると痒みが強くなるので施術当日や翌日の入浴時に気づくこともあります。痒みは不快に感じる事もありますが、特にそれ以外に問題はありません

施術後に痛みが増す?!

重症の状態が長引いている患者様や、症状が慢性的な場合は、施術後に痛みが増す事があります。これは筋肉が凝り固まって神経が圧迫されると、最初は重だるさや疲労感があります。更に進行して圧迫が強まると痛みや痺れに変わります。そして最終的には知覚麻痺がおこり感じなくなります。悪化していくとこのような順序を辿り、長患いの場合はこの知覚麻痺になっていることがあります。丁度、正座の状態で長時間いた後に足をつねってもあまり感じないのと一緒です。 鍼をすると先程の過程の反対になります。ということは知覚麻痺で無かった痛みを感じるようになります。これらは、体が正常な状態に近づいている証拠です。痛くて気になる場合は鍼を受けに来れば治ります。また鍼の後のダルさが数日経っても抜けない場合も同様です。このように施術後は調子の良い悪いに関わらず変化があることが重要です。施術前とあまり変化が無い場合は施術方法を変えます。

女性のみなさんへ

鍼灸が初めて場合は、不安を感じる方が大勢おられます。当院では、女性の患者様に下記の対応をしております。

鍼灸用の施術着を着用している女性
  • ワンピース型の施術着をご用意しています。施術時には、そちらをご利用くださることも可能です。
  • 一本ずつ様子をお聞きしながら刺鍼します。無理強いすることは決してありませんので、ご安心ください。
  • 次回のご予約はこちらからお尋ねしませんので、必要な場合は施術後や後日、ご自身でご連絡をお願いいたします。