コロナウィルス感染症対策

鍼灸師としての対策

アルコール消毒液
  • 毎日の検温、体調チェックを行っています。
  • 問診や施術中は常にマスクを着用し、飛沫防止に努めています。
  • 鍼灸院は、手指消毒など日頃から感染予防に努めていますが、より一層の注意を払っています。
  • 施術後のベッドは一人毎に清拭・消毒を行っています。

患者様へのお願い

患者様へのお願い掲示ボード
  • 施術日当日に体調不良を感じた場合は、遠慮なくご連絡ください。予約日時を調整いたします。
  • お越しの際はマスクの着用と手指消毒(消毒用アルコールを玄関に設置しています)をお願い致します。
  • 仰向け、横向きで行う施術の際は、マスクの着用をお願いいたします。(※うつ伏せでの施術の場合はマスクを外して頂いて結構です。)

空気清浄機

ダイキン製空気清浄機
施術室内の空気を衛生的に保つため、最新の空気清浄機を導入しました。このダイキン製空気清浄機は、ストリーマー技術が採用されており有害物質を抑制する効果を期待できます。

送風機

換気を促す送風機
施術室内の空気を換気するために、新しく送風機を導入しました。効率よく空気を換気することで室内の空気環境を良い状態に保つように心がけています。

手洗い

手洗いをする洗面台
消毒用スクラブ剤と流水による手洗いを、手の皮膚通過菌の除去を目的に行います。鍼灸施術では、皮膚と密接に接触し、人為的に皮膚のバリアを破り、無菌的に体内へ鍼を刺入する行為です。これらのことから、鍼灸治療では衛生的手洗いを行います。手洗い時は必ず流水で洗っています。手洗い後は水栓金具への細菌・真菌付着や、汚染水栓金具からの手の汚染を生じるので、直接手を触れないようにしています。

手指消毒

アルコールによる手指消毒
手洗いで石鹸と流水による洗浄で、汚れを除去して、手に目に見える汚れがない場合で、医療行為を行う前後、無菌操作を行う前後、周辺環境に触れた後などに、速乾性擦式消毒用アルコール製剤を適量手に取り、消毒剤が乾燥するまで十分に手に擦りこみます。

施術野消毒

アルコールによる施術野消毒
鍼を刺入する部位を施術部といいます。施術野は、施術部を含み、押手の範囲をも含めたものをいいます。施術野には様々な種類の微生物が存在しており、皮膚消毒はこれらの微生物の殺菌を目的に行います。刺鍼前の施術野の消毒操作は、消毒綿花を用いて施術野の皮膚を拭くのが一般的です。この消毒方法は綿花に含有している消毒剤の殺菌効果と、皮膚を拭く清拭の両作用で消毒効果を高めています。尚、清拭圧は皮膚が少し発赤する程度の圧力です。清拭回数は2、3回繰り返し、清拭方向は一方向に清拭して、同一部位に後戻りしないようにしています。

鍼・器具の滅菌

高圧蒸気滅菌器・オートクレープ
施術に用いた鍼管やシャーレは高圧蒸気滅菌器(オートクレーブ)にて滅菌します。滅菌時間は、装置の缶内温度により異なります。滅菌温度と滅菌条件は、第14改正日本薬局方では115~118℃・30分、121~124℃・15分、126~129℃・10分に定められています。滅菌時間は、電源を入れて乾燥がおわるまでの時間ではなく、実際に滅菌温度に達してからの時間であり、高圧蒸気滅菌により全ての細菌・ウイルスが死滅し肝炎やエイズ等、感染症を未然に防ぎます。

鍼は一度使ったら廃棄

試験管による鍼の管理
北京堂鍼灸京都では、開業時からキープ鍼制をとっていましたが、令和3年6月から使い捨てにすることにしました。凝り固まった筋肉に刺して骨に当てたり、沿わせる刺法を採用しているので、一回使用するだけでも鍼の先が悪くなるのです。先が悪くなると切皮痛(鍼をポンッと刺した時のチクっとした痛み)が増したり、凝り固まった筋線維をしっかりと壊せなくなるので施術効果が落ちます。また抜鍼時に内出血し易く青タンになる可能性が増えることになります。これらを考慮し使い捨てに変更しました。どうぞ、ご了承下さい。