頭痛の鍼灸治療:北京堂鍼灸京都

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頭痛の鍼灸治療

頭痛をタイプ別に分類

頭痛 京都 鍼灸院頭痛を訴える人は日本で3000万人いるといわれており、最近は頭痛専門外来を有する病院もあります。頭痛といっても種類は様々あります。さて鍼治療が効くはどのような種類の頭痛でしょうか。
頭痛は大きく分けると機能性頭痛と症候性頭痛の2つです

機能性頭痛は同様のパターンを繰り返したり持続的に引き起こしたりする頭痛です
器質的な異常はありません。ちなみに器質的な異常というのは細胞や組織が変化や変形、破壊された状態の事でこれはCTやMRI等で写真をとればわかります。この器質的な異常が無い機能性頭痛は偏頭痛(片頭痛)、緊張型頭痛(筋収縮性頭痛)、群発頭痛が該当します。

一方、症候性頭痛の原因は様々で命の危険が存在することもあります。脳卒中や外傷による硬膜下血腫、脳腫瘍に代表されます。

・今まで経験したことのないような頭の痛み
・片方の手足、顔半分の麻痺、痺れが起こる
(手足のみ・顔のみの場合もあります)
・呂律が回らない、言葉が出ない、他人の言うことが理解できない。
・力があるのに立てない、歩けない、ふらつく。
・片方の目が見えない、物が二重に見える、視野の半分が欠ける。

このような症状の場合は、速やかに医療機関で精密検査を受けましょう。

次に機能性頭痛(緊張型頭痛・筋収縮性頭痛・偏頭痛・片頭痛・群発頭痛)の特徴と鍼灸治療の方法について見ていきます。

緊張型頭痛・筋収縮性頭痛の鍼灸治療とは

京都 頭痛 針灸頭痛を持つ人の約70パーセントが緊張性頭痛だといわれています。
原因は首の筋肉の緊張やそれに伴って中を通る血管や神経を圧迫しておこります。緊張性頭痛の症状は後頚部から後頭部にかけて鈍痛や帽子をかぶったような感じ、圧迫感、頭重感、締め付けられた感じがあります。時には側頭部や前頭部の方にも症状が現れます。
ほとんどの場合が首や肩のこりや痛みを併発しています
発症はゆるやかで比較的長く続き、お風呂に入ったりして温めたりすると楽になります。
頭の方へ行く神経というのは後頚部からでています。
具体的には大後頭神経が第2頚神経から、またその下から第三後頭神経が第3頚神経からでて下頭斜筋の下縁を通って頭の方へ上るように走り後頭部に分布します。またこれらのやや外側のあたりに第2,3頚神経から小後頭神経がこれも頭の方へ上に走っています。

要するに、後頭部に分布している神経というのは後頚部の上部で後頭部とのきわから出ています。そして、この後頚部というのは負担のかかりやすい場所です。デスクワーク等で手元を見る姿勢の時に頭が前に倒れすぎないように位置を保ってますから。
また後頭下筋群(大後頭直筋、小後頭直筋、上頭斜筋、下頭斜筋)
をはじめとする小さい筋肉はパワーはないですが、体は少し傾いても目線を水平に保つように頚をわずかに動かしたり、非常に繊細な動きをして、やはり手元を見て、目を使う作業では負担がかかります。
上部の頚椎からは頭の方へ中部や下部の頚椎からは頚、肩、手の方へ神経が走ってますから、首の上から下まで負担がかかれば頭から手まで症状がでる可能性があります。
よって頭痛持ちの方は頚こり、肩こりも併発しやすいのです。
また延髄から内臓の働きを司る迷走神経が下へ降りていく通り道なのでひどいと吐き気もします。

で鍼でどうすればいいのかという話ですが、メインは頭へ行く大後頭神経、第三後頭神経、小後頭神経、耳介側頭神経が上部頚椎からでて頭へ走行していますが、頭の筋肉は元々そんなに緊張する筋肉ではないです。やはり上部の後頚部のこった筋肉が神経を締め付けやすくここを鍼で緩めてやれば上部の後も頭も症状をとることができます。ツボでいうと天柱、風池、完骨に相当します。
家でならここを温めたり、指で押してやればいいのですが、神経が通っているのは体表から成人で3~4cm程の深さになるので、その周辺の筋肉まではマッサージでは中々、力が伝わらずほぐれにくく症状が治まっても復活しやすいですね。鍼は凝り固まって、緊張性頭痛の原因となっている所に、直接アプローチしてやれるので断然効果的です

偏頭痛・片頭痛の鍼灸治療とは

京都 頭痛 鍼灸院偏頭痛(片頭痛)の症状は側頭部(コメカミ)の片側だけで、場合によっては左右入れ替わったり、眼の奥が痛んだり、両側とも脈がうつようにズキズキして、中程度か激しい痛みを伴い、嘔吐感を伴う場合もあり酷い場合は寝ることも困難で、仕事や学業にも支障をきたします。
片頭痛になる前の症状として目の前にチカチカ火花が出る(閃輝暗点)が出る場合もあります。成人女性の8%が偏頭痛を持っているとされており男女比は1:2と女性が多いですね。原因は諸説あり様々な仮説がでています。一番有力なのが頭蓋外血管が何らかの理由で異常に収縮したり拡張します。これが偏頭痛の主な原因です。

鍼は局部の血管拡張収縮機能に対して双方向性の調節作用があり、痙攣した血管を拡張するだけでなく、拡張しすぎた血管も収縮させることで、偏頭痛を迅速に緩解させます。鍼をする場所は緊張性頭痛の時と一緒で、首の後ろや横の部分です。ツボでいうと天柱、風池、完骨がメインの治療点となります。効果が悪いとコメカミにある側頭筋に鍼をすることもあります。痛みの原因の大元は首ですが片頭痛が長期にわたると痛むコメカミの筋肉も緊張しますので、その緊張も解いてやらないといけません。

もちろん、緊張性頭痛と偏頭痛の両方が同時に出ることもありますし、その時々によって入れ替わることもあります。偏頭痛ではないですが物を噛むための筋肉、咀嚼筋といいます。その咀嚼筋に側頭筋というコメカミにある筋肉が顎関節症のために痛み頭痛がすることがあります。その場合は鍼で顎周りの筋肉を治療します。また虫歯の為に側頭筋が痛むことがありますが、歯が原因の場合は鍼では一時的な麻酔効果しかないので歯医者さんのもとで治療を受けて治してから鍼をすることをおすすめします。

群発頭痛・群発性頭痛の鍼灸治療とは

京都 頭痛 鍼灸群発頭痛の症状は片側の眼の奥が激しく痛みます。両側に発症する場合もありますが、片側のみであることが非常に多いです。その痛みの激しさから「眼の奥がえぐられる」ようなとか「キリで眼の奥を突かれる」ような痛みと表現されこともありますが、もちろんCTやMRIの検査では異常が見当たりません。また眼の奥の激しい痛みに伴い目の充血や涙が流れたり、縮瞳、鼻づまりや鼻汁が併発します。発症する時間帯は夜間に多く、一旦発作が始まるとおよそ30分から2時間程続きます。群発頭痛は発症期間に特徴があり1~3ヶ月にわたって続き、特に春から梅雨の時期にかけて多発します。このように決まった期間に発症することから群発頭痛とよばれるようになりました。
また片頭痛に比べて患者さんの数は100分の1以下であることから、まだまだ認知されているとは言いがたい疾患です。このようにまだまだ耳慣れない為に仕事や学業に支障をきたす場合でも周囲の理解が得られない場合も少なくありません。片頭痛もそうなのですが、まだまだ頭痛くらいで仕事や学校を休むのはどうか、といった風潮が残っているようですね。
原因はよくわかっていませんが、血管の拡張を抑えるトリプタン系の薬剤が群発頭痛に対して効果的であるところから片頭痛のように頭蓋外血管の異常拡張が関係していると考えられています。また症状の範囲からみて三叉神経の関与も疑われます。
群発頭痛に対する鍼灸治療の方法は、緊張性頭痛や片頭痛とあまり変わりありません。どの頭痛も首や筋肉のコリ感や痛みを訴えている場合がほとんどです。群発頭痛も同じように首の筋肉、特に頭に近い上部の筋の緊張をとります。ツボでいうとやはり天柱・風池・完骨周囲ですね。発症は大抵片方ですから、鍼をするのも患側だけでいいです。ただ、片頭痛もですが、緊張性頭痛に比べるとしっかり本数をうってやらないとダメかなと感じがします。そして発作を再現するような感覚が非常に重要です。

北京堂鍼灸京都

京都市西京区桂野里町32-12
阪急京都線桂駅東口から徒歩2分の鍼灸院
鍼療時間 9:00~22:00 (月曜は15:00~22:00)
※19時以降の鍼療は当日19時までにご連絡下さい。
電話番号 075-202-4098(予約制)  
休鍼日:木曜日  土日祝は鍼療しています。

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